アドベンチャーが大幅反発、21年6月期営業利益は3期ぶりに最高益更新を見込む
アドベンチャー<6030>が大幅反発している。10日の取引終了後、従来非開示としていた21年6月期の連結業績予想について、売上高300億円(前期比39.5%減)、営業利益7億3000万円(同58.3%増)、最終利益4億6000万円(同6.4倍)を見込むと発表しており、3期ぶりに営業最高益更新を見込んでいることが好感されている。
連結子会社であったwundou及びギャラリーレアの株式譲渡や、新型コロナウイルス感染症の拡大による旅行需要縮小の影響などにより減収を見込むものの、skyticketアプリ経由での申し込み比率増加に起因した広告宣伝費の効率化が図れることなどで、広告宣伝費は前期比40%程度を想定しており、大幅な利益改善が見込まれることが要因という。なお、GoToトラベルキャンペーンの再開や、投資事業における上場株式の株価変動などについては業績予想に織り込んでいないとしている。