NY株式:NYダウ153ドル安、原油安や長期金利高を嫌気

市況
2021年3月19日 7時00分

米国株式市場は反落。ダウ平均は153.07ドル安の32862.30ドル、ナスダックは409.03ポイント安の13116.17で取引を終了した。米国とロシアの対立悪化、バイデン政権がより強硬な姿勢で臨むとされるアラスカ州での米中外交トップ会談を控えた地政学的リスクへの懸念に寄り付き後、下落。ダウは経済活動の再開期待に上昇に転じ、連日で史上最高値を更新したものの、原油価格の下落や予想外に増加した週次新規失業保険申請件数で労働市場への懸念がくすぶり引けにかけて再び下落した。長期金利の上昇がハイテクの重しとなり、ナスダック総合指数は終日軟調。セクター別では、銀行や保険が上昇した一方、エネルギーや自動車・自動車部品が下落した。

家庭用品の小売り、ウィリアムズ・ソノマ(WSM)は予想を上回った四半期決算が好感され、大幅高。イベント会社のライブ・ネーション・エンタテインメント(LYV)は、ニューヨーク州がコンサートの開催を4月1日から承認する計画を発表したため業績回復期待に上昇した。保険会社のハートフォード・ファイナンシャル(HIG)は同業のチャブ(CB)による買収の憶測を受けて大幅上昇。一方で、ディスカウント小売りのダラー・ゼネラル(DG)は決算が予想を下回り、下落した。石油会社のエクソンモービル(XOM)も原油価格の下落が影響し、下げた。

バイデン政権は5月中旬までに旅行規制の緩和を検討していると報じられた。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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