パンチは続伸、21年3月期最終利益予想を大幅上方修正
パンチ工業<6165>は続伸している。24日の取引終了後、21年3月期の連結最終利益を従来予想の1億7000万円から4億円(前期は34億8500万円の赤字)へ上方修正すると発表しており、これを好材料視する買いが入っている。
日本事業で医療関連などの集中的な受注があり、売上高が計画を上回ることが寄与。厚生年金基金解散損失引当金の見積もりに変更が生じ、差額を損失引当金戻入益として計上することも最終利益を大きく押し上げる。業績改善に伴い、従来無配としていた期末一括配当は2円(前期は2円)実施する方針としたことも好感されている。