株価指数先物【昼のコメント】 いったん達成感も意識されやすく、後場はややこう着感が高まりやすい

市況
2021年4月1日 12時22分

日経225先物は11時30分時点、前日比300円高の2万9510円(+1.02%)前後で推移している。米国市場におけるグロース株物色の流れを受け、寄り付きは2万9430円とシカゴ先物清算値(2万9345円)を大きく上回るギャップスタートとなった。指数インパクトの大きい東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>の上昇が日経平均株価を押し上げており、日経225先物は前場半ばに一時2万9590円まで上昇幅を拡大する場面も見られている。

バリュー株からグロース株選好の動きを見せた米国市場の流れを引き継ぐ形となり、日経平均型のインデックス買いが断続的に入っている。これによりNT倍率は先物中心限月で15.00倍に上昇。なお、ザラ場での15.00倍回復は3月19日以来となる。グローベックスの米株先物は小幅ながらNYダウが下落する一方で、ナスダック100は上昇しており、日経平均型の押し上げ要因になっている。目先的には日経平均の2万9500円回復、NT倍率の15.00倍回復により、ひとまず達成感が意識されやすく、後場はややこう着感が強まる展開を想定しておきたい。

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