nmsホールディングス---3Dプリンター事業を取得、歯科医療デジタル分野に参入へ

材料
2021年4月1日 17時37分

nmsホールディングス<2162>は1日、EMS事業を担う完全子会社であるTKRを通じて、カンタツから3Dプリンター事業を取得したと発表した。TKRは従来、カンタツから3Dプリンターの装置製造を受託していたが、製造以外の開発設計・販売・保守サービスも譲受し、一貫体制を構築することで、事業展開を加速させる。

同社は3Dプリンター事業を通じて、歯科医療デジタル分野に参入する。近年、日本では歯科技工士の不足が懸念されており、また高齢化が進むアジアでも歯科医療におけるデジタル技術へのニーズが高まっている。同社製品は超高速・高性能・高精度に造形できるといった強みがあり、世界的な市場拡大を背景に成長を図る考えだ。また、造形に使用される消耗品部材の売上など、継続的な収益も見込める。

《ST》

提供:フィスコ

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