NY株式:NYダウ171ドル高、大型インフラ計画やISM製造業景況指数を好感

市況
2021年4月2日 7時00分

米国株式市場は上昇。ダウ平均は171.66ドル高の33153.21ドル、ナスダックは233.23ポイント高の13480.11で取引を終了した。バイデン大統領が発表した大型インフラ計画が景気をさらに押し上げるとの期待に寄り付き後、上昇。3月ISM製造業景況指数が1983年来で最高を記録する良好な結果を好感し、上げ幅を一段と拡大した。また、長期金利の低下を受けてハイテクも買われ、上昇を後押し。終日堅調に推移した。セクター別では、半導体・同製造装置、エネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。

デジタル・ソリューション・プロバイダーのウエスタンデジタル(WDC)は、日本の半導体メーカー、キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)買収を検討していると報じられ、上昇。同じく、キオクシアの買収を模索しているとされる同業マイクロン・テクノロジー(MU)も、加えて予想を上回った決算や第3四半期の業績見通しが好感され、上昇した。一方で、製薬会社のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は新型コロナウイルスワクチンの生産委託先の工場で人為的ミスが生じ供給に遅れが生じていることが報じられ、下落。自動車販売のカーマックス(KMX)は予想を下回った決算が嫌気され、下落した。

暗号通貨取引所コインベースは、4月14日にナスダック証券取引所に上場、ティッカー(COIN)で取引を開始する計画を発表した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.