あさひは3日ぶり反落、仕入れコスト増などで22年2月期営業益予想20%減
自転車小売り大手のあさひ<3333>が3日ぶりに反落している。同社は5日取引終了後に、22年2月期通期の単独業績予想を公表。営業利益見通しを前期比20.6%減の54億5000万円としていることがネガティブ視されているようだ。
コロナ禍での需要が続くとみて売上高予想は同0.8%増の700億円を見込んでいるものの、仕入れコストの上昇や販管費の増加が利益面に影響すると予想している。なお、21年2月期通期の単独決算は売上高が前の期比16.0%増の694億5600万円、営業利益が同71.3%増の68億6300万円で着地した。
また、あわせて発表した3月度の既存店売上高(速報値)は前年同期比9.1%増となり、5カ月連続のプラス。既存店の客数が同2.0%増となったほか、客単価が同7.0%増となったことが寄与した。