野村マイクロが大幅高で4カ月ぶり上場来高値、中小型の半導体関連に物色の矛先

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2021年4月7日 13時32分

野村マイクロ・サイエンス<6254>が大幅高で270円高の4450円と値を飛ばし、昨年12月16日につけた高値4265円を払拭し、約4カ月ぶりに上場来高値を更新した。世界的な半導体需給の逼迫やそれに対応した半導体メーカーの設備投資増強の動きを背景に、半導体製造装置関連セクターに断続的に投資資金が流入している。そのなか、先駆した主力株を追う格好で中小型の半導体製造装置関連株などがファンド系資金などの草刈り場となっているとの見方が出ている。半導体受託生産の世界トップのTSMCが3年間で約11兆円の設備投資計画を打ち出すなどで話題を呼んだが、野村マイクロは台湾や韓国などアジアの大手半導体メーカーの需要開拓で先駆していることもあり追い風が強い。

出所:MINKABU PRESS

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