外為サマリー:1ドル109円70銭台で推移、日経平均の下落が重荷

通貨
2021年4月8日 10時32分

8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円78銭前後と前日の午後5時時点に比べ横ばい圏となっている。

7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円85銭前後と前日に比べ10銭程度のドル高・円安で取引を終えた。一時109円60銭まで軟化したものの、低下していた米長期金利が切り返すとともにドル買い・円売りが流入した。

この流れを引き継いだ東京市場は、午前9時00分頃に109円90銭をつける場面があった。ただ、前日の高値109円94銭が意識されているほか、今晩にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されていることから上値を買い上がる勢いには乏しい状況。日経平均株価が反落していることも影響し、109円70銭台まで押し戻されている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1866ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=130円27銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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