NY株式:NYダウ123ドル安、利益確定の売り先行

市況
2021年4月20日 7時00分

米国株式市場は反落。ダウ平均は123.04ドル安の34077.63ドル、ナスダックは137.58ポイント安の13914.77で取引を終了した。史上最高値付近から利益確定売りが優勢となり、寄り付き後、下落。バイデン大統領が2.3兆ドル規模のインフラ法案を巡り合意に向けた交渉に応じる姿勢を示すと下げ止まったが戻りは限定的で、終日、軟調推移となった。セクター別では、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下落、不動産が小幅上昇した。

ゲーム販売のゲームストップ(GME)は経営刷新の一環で、シャーマン最高経営責任者(CEO)が7月末に退任すると発表し、上昇。オートバイメーカーのハーレーダビッドソン(HOG)は第1四半期決算が予想を上回り、上昇した。飲料メーカーのコカ・コーラ(KO)は第1四半期決算が予想を上回ったが、業績横ばいと慎重な見通しを発表したため小幅上昇にとどまった。半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)は、英当局が安全保障上の理由から、同社による英国の半導体設計会社アームの買収計画を巡る調査を開始すると発表したため、警戒感から下落。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は自動運転中の自動車死亡事故が報告され、下落した。また、在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は、米消費者製品安全委員会(CPSC)が小さい子供やペットがいる家庭での同社製の新型ランニングマシンの「トレッド+」の使用を中止を勧告したため大幅下落。

ITサービスのIBM(IBM)は引け後に発表した決算が予想を上回り、時間外取引で上昇している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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