NY為替:ドル強含み、イエレン米財務長官が財政支出拡大で金利上昇を警告

通貨
2021年5月5日 6時40分

4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円04銭まで下落後、109円42銭まで反発し、109円30銭で引けた。米3月貿易赤字は過去最大を記録したため、ドル売りが優勢となった。中国軍用機による台湾防空識別圏(ADIZ)侵入を警戒して地政学的リスクが増大したことも円買いにつながった。その後、イエレン財務長官が、「追加歳出の増加で金利が上昇する必要があるかもしれない」との考えを示すと、金利先高感に伴うドル買いが再燃。

ユーロ・ドルは1.2036ドルから1.2002ドルまで下落して、1.2016ドルで引けた。ユーロ・円は131円15銭まで下落後、131円44銭まで反発。地政学的リスクの上昇、金利高を警戒したリスク回避の円買いが一時強まった。ポンド・ドルは1.3839ドルまで下落後、1.3897ドルまで上昇。良好な経済指標はロックダウン解除で回復期待がポンド買いに繋がった。ドル・スイスは0.9115フランまで下落後、0.9142フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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