外為サマリー:一時1ドル109円60銭台に戻す、日経平均の上昇が支援材料
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円58銭前後と前日の午後5時時点に比10銭弱のドル安・円高となっている。
13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円47銭前後と前日に比べ20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米長期金利が低下したことが影響し、一時109円41銭まで軟化した。
ただ、東京市場に移ってからは戻り歩調となり、午前9時30分過ぎには109円64銭をつける場面があった。日経平均株価の反発を手掛かりにリスク選好的なドル買い・円売りが流入しているほか、きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)となることから国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されているようだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2075ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=132円32銭前後と同20銭程度のユーロ安・円高で推移している。