午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円60銭近辺で推移。政府は、北海道、岡山、広島県を緊急事態宣言に追加すると決定したもようだ。当初は、まん延防止等の指定対象とする予定であったが、分科会より強い措置が必要との諮問を受け、今回の決定になるもようだ。
一方、東京株式市場は日経平均が442.26円高と高値圏での横這いでの値動きで推移している。米国市場の上昇や、緊急事態宣言による財政出動に対する期待感が相場を下支えしているようだ。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が1230円高と寄り付きから上げ幅を拡大していることも相場をけん引しているようだ。
《FA》
提供：フィスコ