株価指数先物【昼のコメント】 2万8000円接近では戻り待ちの売り圧力を警戒

市況
2021年5月14日 12時10分

日経225先物は11時30分時点、前日450円高の2万7930円(+1.63%)前後で推移。寄り付きは2万7830円と、シカゴ先物清算値(2万7700円)を上回ってのギャップスタートとなった。SQに絡んだ商いが買い越しだった影響もあり、現物の寄り付き直後には2万7950円まで上昇幅を広げている。買い一巡後は2万7720円まで軟化する場面も見られたが、日経平均株価はSQ値概算(2万7748円22銭)辺りでの底堅さが意識されるなか、前引けにかけて再び2万7900円を回復するなど強含む形となった。

SQに絡んだ売買では日経平均型で1銘柄当たり4万株程度の買い越しと観測されており、指数を押し上げる一因となった。指数インパクトの大きい値がさ株の影響が大きく、NT倍率は先物中心限月で一時14.91倍まで上昇。ただし、その後は小幅な値動きであり、目先的にはNTショートの見方は継続か。SQ値を上回っての推移により底堅さは意識されやすいが、2万8000円接近では戻り待ちの売り圧力を警戒した動きも想定されるため、後場はこう着感の強い展開になりそうである。

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