外為サマリー:1ドル109円50銭前後で推移、米小売売上高を控え模様眺め

通貨
2021年5月14日 15時59分

14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円50銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

前日のニューヨーク市場では米長期金利の低下を背景に一時109円41銭まで軟化したが、この日の東京市場では午前に109円65銭まで戻す場面があった。日経平均株価の反発が支援材料となったほか、きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りが意識された。とはいえ、日米金利差の拡大観測が後退していることから積極的にドルを買い上がる勢いには乏しく、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過するとドル円相場は失速。今晩に公表される欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨や米4月小売売上高を見極めたいとする向きも多く、午後は模様眺めムードが一段よ強まった。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2096ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=132円45銭前後と同10銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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