東京株式(大引け)=582円高と急反発、下値に見直し買い流入

市況
2021年5月18日 15時43分

18日の東京株式市場で日経平均株価は急反発。下値に見直し買いが流入し2万8000円台を回復した。

大引けの日経平均株価は前日比582円01銭高の2万8406円84銭。東証1部の売買高概算は12億3150万株。売買代金概算は2兆7535億8100万円となった。値上がり銘柄数は1817と全体の約83%、値下がり銘柄数は322、変わらずは53銘柄だった。

前日の米株式市場では、NYダウが前日比54ドル安と3日ぶりに反落した。米長期金利の上昇が警戒されたが引けにかけ下げ幅を縮小したこともあり、東京市場は値を上げてスタート。下値には見直し買いが流入し、ハイテク株、景気敏感株ともに上昇した。日経平均株価は一時600円を超す上昇となった。この日発表された1~3月期国内総生産(GDP)は前期比年率で5.1%減と予想を下回ったが、市場の反応は限定的だった。

個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>といった銀行株も買われた。東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、日本電産<6594>などハイテク株が高い。JR東海<9022>や日本航空<9201>、エイチ・アイ・エス<9603>など電鉄や空運、旅行関連株が値を上げた。トヨタ自動車<7203>は今期増益や株式分割などを評価し6年2カ月ぶりに最高値を更新した。

半面、任天堂<7974>やソニーグループ<6758>、NEC<6701>が安く、パナソニック<6752>や楽天グループ<4755>、AGC<5201>、アシックス<7936>が値を下げた。日本ペイントホールディングス<4612>やニトリホールディングス<9843>も軟調だった。

出所:MINKABU PRESS

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