NY株式:NYダウ188ドル高、雇用改善や長期金利低下を好感

市況
2021年5月21日 7時00分

米国株式市場は反発。ダウ平均は188.11ドル高の34084.15ドル、ナスダックは236.00ポイント高の13535.74で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、パンデミックによる経済封鎖が始まった昨年3月以来で最小水準に改善したため、景気回復期待を受けた買いが再燃し、寄り付き後、上昇。長期金利の低下を受け、ハイテク株も買われた。引けにかけ、イスラエルとハマス当局が停戦で合意したとの報道で、地政学的リスクの後退も好感材料となった。セクター別では、半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が買われた一方で、銀行や運輸が売られた。

自動車メーカーのフォード(F)は新型ピックアップトラック「F-150」の電気自動車、「F-150ライトニング」の発表を受けて、小幅高。半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)やメディアのバイアコムCBS(VIAC)はアナリストによる投資判断引き上げを受けて、それぞれ上昇した。食品加工メーカー、ホーメルフーズ(HRL)は第1四半期の予想を上回った決算が好感され、上昇。一方、衣料ブランドのラルフ・ローレン(RL)は予想を上回る決算を発表したものの、不透明性を強調した弱い見通しが嫌気され、下落した。

取引終了後、クルーズ船運営のカーニバル(CCL)は7月にアラスカでの運航を再開する計画を発表し、時間外取引で上昇している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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