アルメディオに大量の買い注文、CNF複合樹脂材料のサンプル提供開始で急速人気化
アルメディオ<7859>に大量の買い注文が入り急動意。カイ気配のまま大きく水準を切り上げている。株価100円台に位置する低位株で個人投資家などの短期資金の攻勢を背景に今月20日には182円まで一気に駆け上がるなど急騰性が際立つ。しかし資金の回転も速く、その後は長い上ヒゲを引いて150円台に逆戻りしていた。同社は家電向けを主力とする検査用CD大手で業績は低迷しているが、ナノ素材分野への展開などで巻き返しを図っている。24日取引終了後に、自動運転用レーダー波制御用CNF(カーボンナノファイバー)複合樹脂コンパウンドを開発し、自動車分野の潜在顧客へのサンプル提供を開始したことを発表、これが改めて同社の株価を押し上げる材料となった。