六甲バタが一時7%高、固定資産売却益などの計上で上期純利益5.9倍へ
六甲バター<2266>が高い、一時7.4%高の1590円に買われた。26日の取引終了後、21年12月期上期(1~6月)の単独業績予想について、純利益を5億4000万円から20億2000万円(前年同期比5.9倍)に大幅上方修正しており、これが好感されているようだ。
兵庫県からの補助金収入や遊休地の譲渡に伴う固定資産売却益14億8700万円を計上することが要因。なお、通期の業績見通しは、下期積み輸入チーズ原料の価格変動や為替推移の影響、加えて稲美工場(兵庫県稲美町)の一部解体費用の算定など、変動要因を精査中であることから予想は据え置かれている。