川口化が21年11月期業績予想を上方修正
川口化学工業<4361>がこの日の取引終了後、21年11月期の連結業績予想について、売上高を71億円から76億5000万円(前期比15.4%増)へ、営業利益を2億5000万円から3億5000万円(同4.4倍)へ、純利益を1億8000万円から2億6000万円(同4.4倍)へ上方修正した。
主力のゴム薬品部門で、自動車関連産業の半導体不足による減産影響が懸念されたものの、上期時点で大きな影響はなく、流通在庫を手厚くする傾向が見られ順調な受注を獲得したことが要因。また、景気回復傾向が顕著な中国子会社が好調なことや、医療用ゴム用途製品における拡販が維持される見通しであることなども寄与する。