株価指数先物【引け後コメント】 NT倍率は終値では5月10日以来の15.00倍台に上昇
大阪6月限
日経225先物 28970 -150 (-0.51%)
TOPIX先物 1928.5 -19.5 (-1.00%)
日経225先物(6月限)は前日比150円安の2万8970円で取引を終了。寄り付きは2万9010円と、シカゴ先物清算値(2万9020円)にサヤ寄せする形で利益確定の売りが先行した。現物の寄り付き直後に2万9160円まで切り返す場面も見られたものの、同水準に位置する75日移動平均線に上値を抑えられて軟化すると、後場半ばには一時2万8790円まで下落幅を広げた。引けにかけてはやや下げ渋る動きから、2万8970円で取引を終えた。
31日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場となるため、海外勢の商いが限られたほか、ここ数カ月は月末の下落が続いており、アノマリーの観点からも手掛けづらくさせていた。実際、昨年9月末から9カ月連続で月末最終日に下落している。市場参加者が限られるなか、上値抵抗の75日線に上値を抑えられる一方で、下値は5日線が支持線として機能する形であった。
なお、NT倍率は15.02倍と終値では5月10日以来の15.00倍台に上昇。東証1部の8割近い銘柄が下落するなか、アドバンテスト <6857> 、東京エレクトロン <8035> など指数インパクトの大きい値がさ株の一角の上昇による影響が大きい。
明日も海外勢のフローは限られると予想され、大きなトレンドは出にくいだろうが、NT倍率が25日線を捉えてきたことにより、いったんはNTロングの利益確定も意識されやすい。なお、月末最終日の下落が続く一方で、月初については4カ月連続で上昇しており、下値の堅さは意識されそうである。
手口面では、日経225先物は野村が1710枚、BNPパリバが810枚、ドイツが780枚、クレディスイスが530枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが4100枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが8710枚程度の売り越しに対して、ソジェンが3110枚、ABNアムロが2110枚、BNPパリバが1120枚、バークレイズが820枚程度の買い越しだった。
株探ニュース