東京株式(前引け)=反発、押し目買いに朝安後切り返す

市況
2021年6月2日 11時47分

2日前引けの日経平均株価は前営業日比132円50銭高の2万8946円84銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億5564万株、売買代金概算は1兆4033億円。値上がり銘柄数は1305、値下がり銘柄数は776、変わらずは109銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、朝方は売り買いが交錯し方向感の定まらない展開となったが、前場中盤以降は徐々に水準を切り上げた。前日の欧米株市場が総じて堅調な値動きを示したこともあって、目先値ごろ感からの押し目買いが優勢となった。国内では買い手掛かり材料に乏しいものの、新型コロナワクチンの普及が進んでいることが市場心理を改善させている。1300を超える銘柄が上昇し、売買代金も1兆4000億円と厚みが増している。

個別ではトヨタ自動車<7203>が商いを伴い高く、レーザーテック<6920>も上昇した。任天堂<7974>が堅調、信越化学工業<4063>も買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも強い。ポプラ<7601>、イーブックイニシアティブジャパン<3658>などが値を飛ばした。半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。メディアドゥ<3678>、生化学工業<4548>は急落、ニトリホールディングス<9843>の下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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