ポールHDは反発、GIGAスクール関連受注寄与し第1四半期営業利益は37%増
ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>は反発している。前週末4日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)連結決算が、売上高80億1500万円(前年同期比26.6%増)、営業利益8億3000万円(同36.9%増)、純利益5億3000万円(同38.3%増)と大幅増益となったことが好感されている。
主力のデバッグ・検証事業で海外顧客向け売り上げが増加したほか、政府のGIGAスクール構想に基づく学校ICT化サポート事業者として、タブレット端末のキッティングサービスを受注したことが寄与した。また、ネットサポート事業で非対面なECサイト活性化によりモニタリング、カスタマーサポートが増加したことや、ゲーム市場向けのカスタマーサポートの受注が増えたことも貢献した。
なお、22年1月期通期業績予想は、売上高300億7700万円(前期比12.5%増)、営業利益34億5200万円(同7.3%増)、純利益21億2300万円(同0.2%増)の従来見通しを据え置いている。