決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ハイレックス、ケア21、トミタ電機 (6月4日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月3日から4日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ハイレックス <7279>
21年10月期の連結経常利益を従来予想の79億円→77億円(前期は1.8億円)に2.5%下方修正し、増益率が42倍→41倍に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の42億円の黒字→70億円の黒字(前期は35.1億円の赤字)に66.7%上方修正した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7279> ハイレックス 東2 -2.58 6/ 4 上期 183.32
<6898> トミタ電機 JQ -0.88 6/ 4 1Q 黒転
<2373> ケア21 JQ -0.11 6/ 4 上期 29.07
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース