伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月10日記)
日経平均株価は、目先の価格が反発して6月7日の高値2万9241円を超える動きになる可能性があるとするなら、本日の寄り付き値が昨日の安値2万8801円以上で始まって、昨日の安値を維持して本日中に2万9241円へ接近する動きになる展開だけだと考えられます。
本日の価格が反発しても、2万9000円前後で上値を抑えられるなら、下降途中の一時的な反発で終わるという見方が有力になります。
本日、寄り付き値で2万8801円を割る動きになるなら、本日はそのまま下げの流れを作り、2万8500円を目指す動きになる可能性が出てきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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