東京株式(前引け)=反発、半導体関連など買われ切り返す

市況
2021年6月10日 11時48分

10日前引けの日経平均株価は前営業日比121円90銭高の2万8982円70銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億1074万株、売買代金概算は1兆1807億円。値上がり銘柄数は980、対して値下がり銘柄数は1076、変わらずは130銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は寄り付きこそ売りが先行し日経平均は安く始まったが、その後は押し目買いが活発化しプラス圏に浮上。前場終盤にかけてじりじりと下値を切り上げる展開となった。前日の米国株市場では主要株指数が揃ってマイナス圏で引けたものの、途中ナスダック総合指数が上値指向を強めるなどハイテク株に買いが目立ち、東京市場でもその流れを引き継ぎ半導体関連などが切り返しに転じた。米10年債利回りの低下がマーケット心理を強気に傾けている。ただ、きょう発表予定の5月の米消費者物価指数の結果を見極めたいとの思惑もあり、2万9000円台近辺では上値も重くなった。

個別ではレーザーテック<6920>がようやく反発に転じ、東京エレクトロン<8035>も買いが優勢だった。ソニーグループ<6758>も堅調。日本郵船<9101>が高く、テルモ<4543>も上昇した。コーナン商事<7516>が値を飛ばし、アセンテック<3565>、フィックスターズ<3687>なども大幅高。半面、エーザイ<4523>が大きく利食われ急反落、ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。日本航空<9201> 、ANAホールディングス<9202>も上昇一服となった。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>、ペッパーフードサービス<3053>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.