東武が3日続伸、国内大手証券が強気評価へ2段階格上げ
東武鉄道<9001>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が9日付で同社の投資判断を「アンダーウエート(弱気)」から「オーバーウエート(強気)」に2段階引き上げるとともに、目標株価を3200円から3600円に増額したことが好材料視されている。
レポートでは、鉄道需要の回復局面で早期の営業損益の改善が見込める収益構造を評価。また、東京スカイツリーの損益分岐点来場者数の低下により、同事業が全社の営業利益の早期回復に貢献すると考えている。このほか、22年3月期以降のポジティブFCFを活用した株主還元を注目ポイントに挙げている。