米新築住宅販売件数への反応は一時的 住宅建設株は軟調=米国株
NY株式23日(NY時間10:22)
ダウ平均 33976.67(+31.09 +0.09%)
ナスダック 14314.68(+61.41 +0.43%)
CME日経平均先物 28755(大証終比:-55 -0.19%)
日本時間23時に発表になった5月の米新築住宅販売件数は年率換算で79.6万件と2カ月連続の減少となり、予想も下回った。建設資材コストの急騰が住宅価格を押し上げており、価格の高騰と在庫減が需要にブレーキをかけていることが示されている。堅調な消費者需要にもかかわらず、制約のために販売は減速し始めているが、住宅建設業者の受注残は膨らんでおり、それが今後数か月で建設を推進し、販売可能な住宅在庫の増加を支援するとも見られているようだ。
米株式市場ではダウ平均がやや下げの反応を見せたものの、一時的な動きに留まり、その後はプラスに転じている。ただ、住宅建設株は軟調な動き。
米新築住宅販売件数(5月)23:00
結果 76.9万件
予想 86.5万件 前回 81.7万件(86.3万件から修正)
米新築住宅販売(5月)
販売件数 76.9万件(81.7万件)(年率換算)
中間価格 37.44万ドル(36.53万ドル)
平均価格 43.06万ドル(42.09万ドル)
在庫水準 5.1ヵ月分(4.6ヵ月分)
()は前回
(NY時間10:23)
KBホーム<KBH> 43.18(-0.05 -0.12%)
レナー<LEN> 97.05(-1.45 -1.47%)
DRホートン<DHI> 89.85(-1.13 -1.24%)
ホーム・デポ<HD> 312.07(-0.65 -0.21%)
ロウズ 192.13<LOW>(+0.41 +0.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美