米セブンイレブンとスピードウェイの293店舗売却をFTCが容認=米国株個別
日本のセブン&アイ<3382>は米石油精製のマラソン・ペトロリアム<MPC>傘下のガソリンスタンド併設型コンビニ「スピードウェイ」を買収し、米セブンイレブンとの統合することで合意しているが、米連邦取引委員会(FTC)は反トラスト法に抵触すると主張していた。FTCによると、両社はその問題を解決するために、米20州でスピードウェイと米セブンイレブンの293店舗を売却することで合意したと発表した。
124店舗をアナビオイル社に、106店舗をクロス・アメリカ社に、63店舗をジャクソンズ・フーズ・ストアーズに売却する。また、両社は今後5年間、売却した販売店を買い戻す場合は事前にFTCの承認を得る必要があるとしている。
両社は今年5月に293店舗を売却する方針を発表していたが、FTCの判断待ちとなっていた。
(NY時間12:41)
マラソン・ペトロリアム<MPC> 61.94(-0.40 -0.64%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美