ボーイングが下落　７７７Ｘの投入がさらに遅延になる可能性が指摘される＝ダウ採用銘柄

ボーイング<BA>が下落しておりダウ平均を圧迫。最新鋭機７７７Ｘはさらなるテストが必要で投入はさらに遅延になる可能性が伝えられている。新たな安全性への懸念が浮上しているという。７７７Ｘは昨年１２月の試験飛行中に操縦士の入力なしに機体が作動した原因とみられる飛行制御ソフトウエアを含む複数の問題について、当局から対応を求められている。米連邦航空局（ＦＡＡ）は問題への対応を要求。

現時点で認証時期は２０２３年半ばから後半以降になる見込みで、作業には追加のリソースが必要になり、同社の他のプロジェクトが妨げられる可能性があるという。ＦＡＡは２７日の声明で、「安全・認証基準を満たさない限り、いかなる航空機も承認しない」と表明した。

（NY時間09:40）

ボーイング<BA>　242.64（-5.74　-2.31%）　

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美