本日注目すべき【好決算】銘柄 ヒマラヤ、あさひ、しまむら (28日大引け後 発表分)

注目
2021年6月29日 7時01分

28日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ヒマラヤ <7514>   ★今期経常を33%上方修正

◆21年8月期の連結経常損益を従来予想の15億円の黒字→20億円の黒字(前期は3.2億円の赤字)に33.3%上方修正した。適切な売価設定や在庫コントロールの強化による値引き販売の抑制が奏功し、採算が想定より改善する。

マーチャント <3121> [東証2]  ★今期経常を75%上方修正

◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の2億円→3億5000万円に75.0%上方修正。増益率が51.5%増→2.7倍に拡大する見通しとなった。営業投資有価証券として保有するCN Innovations Holdings株式の売却益が発生することに加え、販売用不動産2物件を売却することが収益を大きく押し上げる。

あさひ <3333>   ★3-5月期(1Q)経常は37%増益で着地

◆22年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比37.2%増の43.2億円に拡大して着地。コロナ禍における移動手段や健康志向の高まりによる自転車需要が継続するなか、1月に発売したプライベートブランドをはじめとする電動アシスト自転車やスポーツサイクルなどの販売が好調だった。

上期計画の50.2億円に対する進捗率は86.1%に達しており、業績上振れが期待される。

ニーズウェル <3992>   ★今期期末一括配当を6円増額修正

◆21年9月期の期末一括配当を従来計画の17円→23円(前期は16円)に大幅増額修正した。好調な業績による普通配当1円に加え、設立35周年記念配当5円を実施する。期末配当利回りは3.68%に上昇した。

NaITO <7624> [JQ]  ★3-5月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地

◆22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の2.1億円に急拡大して着地。自動車や半導体をはじめとする製造業の設備投資需要が持ち直すなか、キャンペーンなどの販促企画や計測分野のWebセミナーを引き続き実施し、切削工具、産業機器・工作機械等、計測器具の販売がいずれも回復したことが寄与。

しまむら <8227>   ★3-5月期(1Q)経常は132億円の黒字に浮上

◆22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は132億円の黒字(前年同期は10.9億円の赤字)に浮上して着地。PB商品や共同開発ブランドの展開を拡大したほか、さまざまな企画を週替わりで打ち出したことが来店客数の増加につながり、33.2%の大幅増収を達成したことが寄与。値下げの抑制に加え、店舗作業の効率化やデジタル販促の活用による広告宣伝費の削減なども利益拡大に貢献した。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.