東エレク、SUMCOなど上値指向、SOX指数連続の最高値受け押し目買い優勢
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連やSUMCO<3436>など半導体素材メーカーが上値指向となっている。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続伸し連日で過去最高値を更新した。データセンター向け新型半導体の生産の遅れが嫌気されたインテル<INTC>は軟調だったものの、FPGAなど半導体デバイスを手掛けるザイリンクス<XLNX>が3%超の上昇をみせたほか、同じく半導体設計大手のアドバンストマイクロデバイス<AMD>、半導体製造装置トップのアプライドマテリアルズ<AMAT>など幅広く買われた。東京市場でも、直近は半導体関連主力株の上値がやや重くなっているものの、米株市場を横目に、目先押し目買いの動きが優勢となっている。