三陽商はプラス圏浮上、3~5月期営業損益は赤字幅縮小で着地
三陽商会<8011>はプラス圏に浮上。きょう午前11時ごろ、22年2月期第1四半期(3~5月)の決算を発表し、売上高は51.4%増収で着地。一方、営業損益については5億6600万円の赤字となったものの前年同期と比べ赤字幅が縮小しており、こうしたことが好感されているようだ。
仕入れ原価の低減や在庫管理の強化を図ったほか、販売管理費の削減が想定以上に進んだことが業績に寄与した。なお、通期の業績予想は、売上高440億円(前期比15.9%増)、営業利益1億円の黒字(前期89億1300万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。