ダイセキSが続急伸、採算改善で3~5月期経常利益は38%増益
ダイセキ環境ソリューション<1712>が続急伸し、年初来高値を更新している。6月30日の取引終了後に発表した22年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算で、経常利益が前年同期比37.6%増の4億8300万円に拡大しており、これを好感する買いが入っている。
主力の土壌汚染調査・処理事業は岐阜リサイクルセンターの稼働率向上やコスト削減策を推進し、前期に受注したインフラ整備工事案件が業績を牽引した。また、廃石膏ボードリサイクル事業も収益を伸ばした。廃石膏ボード処理量が回復傾向にあるほか、土壌固化材は大口先の需要が端境期となるなか、代理店販売や直販ルート強化による営業が奏功した。