株価指数先物【昼のコメント】 支持線を割り込みオーバーシュート気味の下落に

市況
2021年7月7日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比260円安の2万8350円(-0.90%)前後で推移している。寄り付きは2万8220円とシカゴ先物清算値(2万8385円)を大きく下回るギャップダウンから始まり、現物の寄り付き直後には2万8120円まで下落幅を拡大。売り一巡後は買い戻しの動きもあり、前場半ばには2万8410円まで下落幅を縮める場面も見られたが、前引けにかけて再び弱含みの推移に。

シカゴ先物にサヤ寄せする形で売り先行となったが、2万8500円辺りの支持線を明確に割り込んできたことで、ヘッジに伴う売りのほか、ショートを仕掛ける動きにより、オーバーシュート気味の下落で始まった。その後は2万8410円まで下落幅を縮めたが、これにより短期的なショートカバーについては一巡感が漂う。テクニカル面では下降する5日移動平均線に上値を抑えられており、2万8500円が抵抗線として意識されやすく、戻り待ちの売り圧力は強そうだ。

NT倍率は一時14.58倍まで低下した後は下げ渋っているが、ボトム水準を切り下げてきているため方向性としてはNTショートに向かわせやすい。

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