ベクターは反落、上期営業損益の赤字幅拡大見通しを嫌気
ベクター<2656>は反落している。20日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)単独決算は、売上高1億300万円(前年同期比50.0%減)、営業損益7000万円の赤字(前年同期1500万円の赤字)となった。ソフトウェア販売が好調に推移したことで従来予想の営業損益9000万円の赤字は上回ったものの、同時に従来未定としていた第2四半期累計(4~9月)業績予想を発表し、売上高1億8700万円(前年同期比61.3%減)、営業損益1億6500万円の赤字(前年同期収支均衡)と第1四半期から赤字幅が拡大する見通しで、これが嫌気されている。