<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2021年7月21日

市況
2021年7月21日 16時28分

今週の日経平均終値は2万7548円で、前週末比455円安でした。

今週の日経平均は2週ぶりに大幅反落するなど荒れた展開を強いられています。東京の新型コロナの新規感染者数が4ケタを超えてくるにつれて日経平均の下げ足が早まるなど、コロナの感染状況と完全にリンクした下げ相場にあることが分かります。特にデルタ株は今年一番の脅威となっているようで、あれほど強かった米国や欧州株が一時急落商状に陥るなど、これまでの新型コロナとはちょっと違ったステージにあるようにも見受けられます。日本の場合はワクチン接種がスピードダウンしてくるところに東京五輪開幕というミスマッチの状況にあり、より買いにくいところにあるといえるでしょう。週足チャートはボックス下限を破りそうな弱もち合いを継続中。ただ、2週間前の安値を大きく割り込んでいる状況ではないので、2万7000円台前半ではそれなりの下値抵抗力があるようです。夏相場(五輪相場)はコロナ次第ではありますが、ひとつ、2万7000円台を守れるかが焦点となってきそうです。守られればここのゾーンが底値ということになります。(ストック・データバンク 編集部)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.