ディディが3日ぶり反落 中国当局が前例のない規模の罰則を検討と伝わる=米国株個別

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2021年7月22日 23時09分

中国の配車サービス大手ディディ(滴滴)グローバル<DIDI>が3日ぶりに反落。取引開始前に、中国当局は米国でのIPOを受け恐らく前例のない規模の深刻な罰則を科すことを検討と伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。

中国の規制当局はディディ(滴滴)が中国国家インターネット情報弁公室(CAC)が難色を示したにもかかわらずIPOを強行したことを当局への挑戦と受け止めているという。当局は罰金や一部業務停止、国有資本の投入など多岐にわたる罰則の可能性を検討しているという。また、強制的な米国での上場廃止なども可能性として挙げられているが、実際にこれをどう進めるのかについては明確になっていないとも伝えた。

協議は初期段階で結果はまだ不透明だが、中国政府はアリババ<BABA>に科した罰則よりも厳しい制裁措置をディディ(滴滴)に加える可能性が高いとみているという。

(NY時間09:58)

ディディ(滴滴)<DIDI> 10.60(-0.90 -7.82%)

アリババ<BABA> 215.69(+4.61 +2.18%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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