豪ドル週間見通し:弱含みか、ロックダウン先行きに不透明感も

通貨
2021年7月24日 15時13分

■下げ渋り、欧米株式の反発を好感した買いが入る

今週の豪ドル・円は下げ渋り。複数の州で都市封鎖(ロックダウン)が実施されており、一時80円を下回った。豪準備銀行(中央銀行)が7月20日に公表した7月理事会議事要旨には「債券購入額の増減については柔軟に対応する必要がある」と見解が含まれていたことも豪ドル売り材料となった。ただ、週後半は欧米株式や原油価格の反発を意識した豪ドル買いも観測されており、対円レートは81円台半ば近辺まで戻した。取引レンジ:79円85銭-81円77銭。

■弱含みか、ロックダウン先行きに不透明感も

来週の豪ドル・円は弱含みか。国内のロックダウンが月内にすべて解除される保証はないことから、先行き不透明感が豪ドルへの売り圧力になりそう。豪準備銀行(中央銀行)がインフレ動向を注視する姿勢をみせるなか、4-6月期消費者物価指数の発表が注目される。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・28日:4-6月期消費者物価指数(1-3月期:前年比+1.1%)

予想レンジ:80円00銭-82円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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