決算マイナス・インパクト銘柄 … ディスコ、ベクター、アルインコ (7月16日~20日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から21日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 アルインコ <5933>
22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比8.7%減の6.7億円に減り、4-9月期(上期)計画の14.9億円に対する進捗率は45.2%となり、5年平均の44.6%とほぼ同水準だった。
▲No.2 ベクター <2656>
22年3月期第1四半期(4-6月)の最終損益(非連結)は6900万円の赤字(前年同期は1200万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
▲No.3 小松ウオール <7949>
22年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比71.3%減の2900万円に大きく落ち込み、4-9月期(上期)計画の2億8000万円に対する進捗率は10.4%にとどまり、5年平均の14.2%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<5933> アルインコ 東1 -4.14 7/20 1Q -8.67
<2656> ベクター JQ -3.29 7/20 1Q 赤拡
<7949> 小松ウオール 東1 -2.26 7/19 1Q -71.29
<6146> ディスコ 東1 -1.45 7/20 1Q 61.80
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした21日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。
株探ニュース