米新築住宅販売受け住宅建設株にやや売り 全体の反応は限定的=米国株
NY株式26日(NY時間10:19)
ダウ平均 35000.73(-60.82 -0.17%)
ナスダック 14844.61(+7.62 +0.05%)
CME日経平均先物 27920(大証終比:+90 +0.32%)
日本時間23時に6月の米新築住宅販売件数が発表され、年率換算で67.6万件と予想を大きく下回り、2020年4月以来の低水準となった。在庫も6.1カ月分まで回復しており、米住宅市場の過熱感一服を示している。需給ひっ迫や原材料価格高騰から、米住宅価格が上昇しており、需要が弱まったことが示されている。
ただ、材木価格が最近のピークから急速に後退するなど、圧力の一部は今後数カ月で緩和される可能性がある。バイデン政権は最近、住宅供給不足に対処し、価格高騰に拍車をかけた圧力を緩和することを目的として、住宅建設業界の代表者との会議を開催した。
この指標を受け米株式市場全体の反応は限定的なものの、住宅建設株はやや売りの反応も出ている。
米新築住宅販売件数(6月)23:00
結果 67.6万件
予想 79.6万件 前回 72.4万件(76.9万件から修正)
米新築住宅販売詳細(6月)
販売件数 67.6万件(72.4万件)(年率換算)
中間価格 36.18万ドル(38.07万ドル)
平均価格 42.87万ドル(43.40万ドル)
在庫水準 6.3ヵ月分(5.1ヵ月分)
()は前回
(NY時間10:19)
KBホーム<KBH> 41.20(-0.28 -0.68%)
レナー<LEN> 101.48(-1.38 -1.34%)
DRホートン<DHI> 92.18(-1.37 -1.46%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美