デクセリアルズはカイ気配で上場来高値視野、電子部材絶好調で4~6月期業績は急変貌
デクセリアルズ<4980>はカイ気配スタートで4日ぶり急反発、25日移動平均線を足場に大きくリバウンドに転じている。同社はスマートフォンなど精密機器向けに異方性導電膜(ACF)や接着剤、反射防止フィルムなどの電子部材を手掛けており、足もとの業績は絶好調に推移している。29日取引終了後に発表した21年4~6月期決算は売上高が前年同期比47%増の203億4700万円、営業利益が同3.9倍の49億700万円と急変貌した。これを評価材料に投資資金が攻勢をかけている。同社株は今月16日に2438円の上場来高値を形成した後調整を入れていたが、きょうは再び最高値圏突入が意識される状況にある。