ダウ平均は伸び悩む　インフラ法案への期待も原油安や利回り低下でリスク回避＝米国株概況

NY株式2日（NY時間12:51）

ダウ平均　　　34959.03（+23.56　+0.07%）

ナスダック　　　14725.88（+53.20　+0.36%）

CME日経平均先物　27620（大証終比：-120　-0.43%）

きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は横ばい。きょうから８月相場に入ったが、米インフラ投資法案への期待から序盤は買いが先行してはじまった。米上院がきのう、１兆ドル規模のインフラ投資法案を最終決定し本会議に提出。一部議員からは、週内に可決されるとの見通しが示されている。国内のインフラ投資予算としては過去数十年で最大。

パンデミック後からこれまで、数兆ドルの刺激策により米株式市場はムードを高め、過去最高を更新していた。第２四半期の決算も好調で、感染再拡大にもかかわらず、月間ベースでは７月まで６カ月連続で上昇している。最近の利回り低下も株式を支援。市場からは、これまでの第２四半期の決算は見事で成長株と循環株の双方へのアプローチによる分散型配分への推奨も聞かれている。

ダウ平均は寄り付き直後に２５６ドル高まで上昇し、最高値に接近したものの買いの動きが続いていない。原油や米国債利回りが急低下していることから、次第にリスク回避の雰囲気も強まり、ダウ平均も先週末付近まで伸び悩んでいる。

先週末にアマゾン<AMZN>の決算に失望感が強まったが、今週は医薬品、ヘルスケアやアパレルの発表が控えており、市場は注目している。本日は引け後に種苗のモザイク<MOS>の発表が予定。

アルファベット（C）<GOOG>　2707.86（+3.44　+0.13%）

フェイスブック<FB>　353.51（-2.80　-0.78%）

ネットフリックス<NFLX>　515.88（-1.69　-0.33%）

テスラ<TSLA>　722.20（+35.00　+5.09%）

アマゾン<AMZN>　3326.98（-0.61　-0.02%）

エヌビディア<NVDA>　198.50（+3.51　+1.80%）

ＡＭＤ<AMD>　108.62（+2.43　+2.29%）

ツイッター<TWTR>　69.21（-0.54　-0.77%）

ダウ採用銘柄

ユナイテッドヘルス<UNH>　414.82（+2.60　+0.63%）

メルク<MRK>　76.42（-0.46　-0.59%）

マクドナルド<MCD>　240.28（-2.43　-1.00%）　

マイクロソフト<MSFT>　 285.64（+0.73　+0.25%）

ホームデポ<HD>　327.50（-0.69　-0.21%）

ボーイング<BA>　226.73（+0.25　+0.11%）　

ベライゾン<VZ>　55.78（0.00　0.00%）

ビザ<V>　243.41（-2.98　-1.20%）　

ハネウェル<HON>　 233.95（+0.16　+0.07%）　

ナイキ<NKE>　168.92（+1.41　+0.84%）

トラベラーズ<TRV>　 149.06（+0.14　+0.09%）

ディズニー<DIS>　176.46（+0.44　+0.25%）　

ダウ・インク<DOW>　61.73（-0.43　-0.69%）

セールスフォース<CRM>　 241.59（-0.34　-0.14%）　

シスコシステムズ<CSCO>　55.55（+0.18　+0.33%）

シェブロン<CVX>　102.45（+0.64　+0.62%）　

コカ・コーラ<KO>　56.89（-0.14　-0.25%）　

ゴールドマン<GS>　 379.53（+4.65　+1.23%）

キャタピラー<CAT>　 207.86（+1.11　+0.52%）　

ウォルマート<WMT>　141.87（-0.68　-0.48%）

ウォルグリーン<WBA>　46.94（-0.21　-0.45%）　

インテル<INTC>　54.01（+0.29　+0.54%）

アメックス<AXP>　169.77（-0.76　-0.44%）　

アムジェン<AMGN>　240.92（-0.62　-0.26%）

アップル<AAPL>　 145.71（-0.15　-0.10%）

Ｐ＆Ｇ<PG>　141.75（-0.49　-0.35%）

ＪＰモルガン<JPM>　151.82（+0.04　+0.03%）

Ｊ＆Ｊ<JNJ>　172.44（+0.24　+0.14%）

ＩＢＭ<IBM>　141.69（+0.73　+0.51%）

３Ｍ<MMM>　198.28（+0.34　+0.17%）　

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美