オカムラ急反発で新値追い、第1四半期の業績急拡大し通期増額修正
オカムラ<7994>が急反発。前日比6.3%高の1710円まで上値を伸ばし、年初来高値を連日更新している。4日の取引終了後に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益は前年同期比5.7倍の48億7300万円に急拡大しており、これが好感されている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で活発化する働き方改革など新しいオフィスづくりへの需要を捉え、オフィス環境事業の収益が急拡大したほか、商環境事業では食品スーパーやドラッグストアなど小売業を中心とする堅調な改装需要を取り込んだ。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の160億円から175億円(前期比13.8%増)へ上方修正している。