サイバネットシステム---2Q増収増益、各セグメントは順調に推移

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2021年8月5日 12時33分

サイバネットシステム<4312>は4日、2021年12月期第2四半期(21年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.4%増の125.07億円、営業利益が同10.2%増の22.38億円、経常利益が同10.7%増の22.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.2%増の14.26億円となった。

CAEソリューションサービス事業の売上高は前年同期比6.5%増の103.46億円、セグメント利益は同6.0%増の26.69億円となった。国内は、主力製品マルチフィジックス解析ツール及び光学系解析ツールについて、新規ライセンス販売は低調に推移したが、保守契約の更新は堅調に推移した。また、エンジニアリングサービスは、機械・精密機器業界からの大型受注を獲得するなど、好調に推移した。海外については、販売子会社はマルチフィジックス解析ツール及び光学系解析ツール等の販売が好調に推移した。開発子会社はSTEMコンピューティング・プラットフォーム、公差解析マネジメントツール、最適設計支援ツール等の自社開発ソフトウェアの販売と技術サポートサービスが、売上高・セグメント利益に寄与している。

ITソリューションサービス事業の売上高は前年同期比0.2%増の21.60億円、セグメント利益は同72.2%増の3.33億円となった。エンドポイントセキュリティ製品の販売が低調であった一方で、顧客における在宅勤務(テレワーク)等の新しい働き方の定着・浸透に伴い、クラウド環境向けセキュリティソリューションの販売伸長が続いている。

2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.8%増の220.56億円、営業利益は同14.1%減の24.72億円、経常利益は同13.3%減の24.62億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.6%減の15.36億円とする6月25日に修正した業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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