AMDが3日続落 アナリストは投資判断を「中立」に引き上げ=米国株個別

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2021年8月9日 23時02分

AMDが3日続落。先々週の決算発表以来、同社株は動意づき、一時122ドル台まで上昇し最高値を更新していた。先週後半には急速な上昇への警戒感や、米雇用統計を受けた米国債利回り上昇に伴うIT・ハイテク株への売りの流れで上げは一服しているが、きょうもその流れが続いている。ただ、上値期待は依然として根強い。

本日はアナリストが投資判断を「中立」に引き上げ、目標株価を110ドルとしたことが伝わっている。2022年度の市場の売上高予想は過度に悲観的であることが証明されたと指摘。同社の今後の持続的な業務履行と予想拡大を考慮すると、現在の株価は、今年初めよりも比較的合理的に評価されているように見えるとも言及した。今年の残り期間も同社の業績予想には引き続き、上向きのバイアスがあるとし、特にデータセンター部門の設計強化が期待されるとしている。

(NY時間09:52)

AMD<AMD> 108.81(-1.30 -1.18%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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