東京株式(前引け)=続伸、前場後半は急速に上げ幅を縮小

市況
2021年8月10日 11時47分

10日前引けの日経平均株価は前営業日比85円69銭高の2万7905円73銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億5745万株、売買代金概算は1兆3484億円。値上がり銘柄数は1524、値下がり銘柄数は547、変わらずは111銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、米国株市場が高値圏で堅調な値動きを維持していることや、個別企業の決算発表で増額修正が多いことなどを手掛かりに買い優勢となり、日経平均は一時300円超の上昇をみせる場面があった。取引時間中としては7月27日以来となる2万8000円台を回復した。しかし、国内で感染が広がる新型コロナウイルスが経済に及ぼす影響や、菅政権の支持率低下を背景とした政局への不安が上値を重くしており、前引けにかけ日経平均は急速に上げ幅を縮小した。

個別ではトヨタ自動車<7203>がしっかり、塩野義製薬<4507>が買われた。キーエンス<6861>も上昇した。NTT<9432>が堅調、リクルートホールディングス<6098>も上値指向に。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買いが優勢となっている。ローランド ディー.ジー.<6789>が急騰した。半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が大きく売られたほか、任天堂<7974>の下げも目立つ。ダイキン工業<6367>が冴えず、東芝<6502>も安い。りらいあコミュニケーションズ<4708>、日本プラスト<7291>は急落した。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.