NY為替:ドル弱含み、米インフレ加速の懸念和らぐ
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円71銭から110円31銭まで下落して、110円43銭で引けた。この日発表された7月米消費者物価指数(CPI)と同コア指数の伸びは前月から鈍化し、インフレがピークをつけたとの見方が強まったほか、10年債入札の好調な結果を受けて米国債相場が上昇。長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1713ドルから1.1753ドルまで上昇して1.1741ドルで引けた。ユーロ・円は129円80銭まで上昇後、129円60銭まで下落。ポンド・ドルは1.3827ドルから1.3888ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9235フランから0.9203フランまで下落した。
《MK》