ディズニーが決算受け時間外で上昇 ディズニー+の加入者が予想上回る=ダウ採用銘柄

材料
2021年8月13日 6時02分

ディズニー<DIS>が引け後に4-6月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。「ディズニー+」の加入者が累計で1.16億人と予想を上回る伸びを示した。パンデミックの影響を受けたテーマパーク部門の売上高及び営業利益も予想を大きく上回った。

同社のチャペクCEOは「われわれは第3四半期を力強い立場で終了することができた。パンデミックの継続的な課題の中で事業が成長軌道にあることに満足している」と述べた。 また、同社は声明で「パンデミックに関連の政府の規制に対応し、安全対策実施するために追加コストが発生し、今後もそれは続く」と述べた。2021年には約10億ドルの追加費用が見込まれるとしている。

市場からは、まだ嵐の雲はいくつかあるものの、今回の決算は、世界中のリゾート閉鎖、クルーズ船の運航停止、そして、映画館への入場制限を引き起こしたパンデミックから、同社がどのように回復しているかを示したとの指摘も聞かれる。また、アナリストからは「同社はストリーミング戦争の勝利者となった」との声も聞かれている。

時間外で株価は上昇。

(4-6月・第3四半期)

・1株利益(調整後):0.80ドル(予想:0.55ドル)

・売上高:170.2億ドル(予想:168億ドル)

メディア・エンターテインメント:126.8億ドル(予想:129億ドル)

パーク・リゾート・消費者向け製品:43.4億ドル(予想:40.5億ドル)

・ディズニー+加入者:1.16億人(予想:1.13億人)

(NY時間16:45)時間外

ディズニー<DIS> 188.55(+9.26 +5.16%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.