ケアネット---2Q売上高倍増、MR訪問自粛で営業支援の需要拡大

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2021年8月13日 16時06分

ケアネット<2150>は12日、2021年12月期第2四半期累計の連結業績を発表した。売上高は3,817百万円(前年同期比2.1倍)、営業利益は1,387百万円(同3.0倍)、経常利益は1,399百万円(同3.0倍)、親会社株主に帰属する四半期純利益は954百万円(同5.3倍)となった。

同社の主要顧客が属する製薬業界においては大型薬剤の特許切れや薬価制度の変更、ジェネリック医薬品の使用促進などに直面し、製薬企業の営業環境は依然として厳しい状況が続いた。そのため、製薬企業は新薬の研究開発や営業・適正普及活動においてさらなる生産性向上を求めており、また上市される新薬の中心がスペシャルティ医薬品になる中、製薬企業はスペシャルティ医薬品に合った新たな適正普及支援を必要としている。

こうした中、同社は長期化する新型コロナウイルス感染症対策として引き続きリモートワークの実施、顧客との商談、セミナー等についてもオンラインで実施した。また、製薬企業はMRの医療機関への訪問自粛が続いている背景から、医薬営業支援サービスの各既存サービスのニーズが高まり、受注が増加した。これにより、主力の医薬DX事業の売上高は前年同期比で倍増となった。

《ST》

提供:フィスコ

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